投稿日: 2016/02/17
投稿者:スタッフ
みなさん、キレイに画像の縮小を行えていますか?

個人法人問わず写真をパソコンで扱う場合は、
画像の縮小作業は、必ずと言うほど必要になってくると思います。
元の画像がせっかくキレイなのに、画像の縮小時に
ぼけてしまったりしたら、もったいないですよね!?
今回は、画像をキレイに縮小する方法を見ていきたいと思います。
そして、今回は無料高機能画像編集ソフト「Pixlr Editor(ピクセラエディタ)」を使わずに
意外と使っている方が多いPhotoshopを使ってご紹介します。
Photoshopを持っていない方でも大丈夫です!
最後に画像の縮小ができるおすすめのフリーソフトをご紹介したいと思います。

目次
1.画像縮小アルゴリズム
2.
実際にどれだけ差があるか試してみた
3.
画像縮小フリーソフト【1.画像縮小アルゴリズム】画像を縮小するというのは、画像の解像度を小さくすることです。
その画像解像度を小さくする為の計算方法をアルゴリズムと言います。
Photoshopで画像を開いて、
メニューバー「イメージ」→「画像解像度」をクリックすると以下の設定画面が表示されます。
この設定を細かく分けると5種類あります。
・ニアレストネイバー法・バイリニア法
・バイキュービック法
・バイキュービック法(滑らか)
・バイキュービック法(シャープ)これらを画像によって適切な設定に使い分けることが、画像をキレイに縮小するコツになるのです。

【2.実際にどれだけ差があるか試してみた】・ニアレストネイバー法
高速ですが精度の低い方法です。画像内のピクセルを複製します。この方式は、アンチエイリアスされていないエッジのあるイラストにおいて、鮮明な線を保持し、ファイルサイズを小さくする場合に使用します。ただしこの方法では、画像を変形したり、拡大縮小したり、1 つの選択範囲に対して複数の処理を実行すると、修正部分がギザギザになる可能性があります。
・バイリニア法

周辺のピクセルのカラー値を平均してピクセルを追加する方式です。標準的な画質が得られます。
・バイキュービック法

周辺ピクセルの値の調査に基づく、低速ながらより精度の高い方式です。より複雑な計算を使用するため、「バイキュービック法」は「ニアレストネイバー法」や「バイリニア法」よりも色調のグラデーションが滑らかになります。
・バイキュービック法(滑らか)

画像を拡大するための優れた方式です。バイキュービック法の補間に基づいていますが、より滑らかな結果が得られます。
・バイキュービック法(シャープ)
画像を縮小するための優れた方式です。バイキュービック法の補間に基づき、シャープ化を強化します。この方法では、再サンプルされた画像でもディテールが保持されます。「バイキュービック法(シャープ)」で画像の一部がシャープになりすぎる場合は、「バイキュービック法」を使用してみてください。上記の説明は
Adobe公式サイトより

【3.画像縮小フリーソフト】最後にPhotoshopを持っていない方への画像縮小フリーソフトをご紹介します。
すごくシンプルなソフトですが、有料のソフトに劣らない機能が備わっています。
縮小専用。
Windows & MacOS に対応した画像縮小アプリケーション
藤 -Resizer-操作はシンプルだけど機能は豊富
今回は以上になります。
ぱっと見では同じように見えますが、
拡大して細かいところを見ていくと違いが分かりますね。
また、実際使う画像によっては、かなり違ってきたりすることもあります。
画像の縮小を行う場合、どうせなら少しでもキレイな方がいいですよね!
こちらの記事が少しでも参考になれば嬉しく思います。